万華鏡の世界

自分と自分と時々君

「完成度の高いブログ」に萎えてしまうわけ

完成度の高いブログと一言で言っても様々あるが、ネットによくあるコラム的な「あんな感じの書き口」のブログに出会うと拒絶反応が起こる。

何故か。

・人間味があまり感じられないから。

もっと言うと

・物事との距離を置きすぎだから。

以上の二点を今書きながら思いついた。

私が読みたいブログはもっと生きることに格闘しているブログであって、何か生活に役立つ情報が欲しいわけではないし、アドバイス的な話を聞きたいわけではない。

苦しんで苦しみ抜いて自分や他者や世界と対峙している、そんなブログ。

日々の生活の中で考えごとを呟きながら何かしら製作・制作をしている人のブログ。

そういうブログを欲している。

であるから、非常に綺麗な形式でレトリカルな、よくある「完成度の高いブログ」は求めていない。

しかし、前の記事でも書いたが、「作る」だけでもダメ、「鑑賞する」だけでもダメ、「考える」だけでもダメ、とあれこれ条件をつけているとなかなか出会えない。

私は理想が高すぎるのだろうか。

人間的なブログを欲している。人間的な、あまりに人間的な。